FX重点政策で比べてみる
正直、ロシア国内における
外為チェチェン独立派によるテロとされた人質事件などは、日本で流されているニュースだけ見ても「かなり胡散臭い」感じはしていましたし、FSBがKGBの流れを汲むことから非合法をやっているだろうなぐらいは思っていましたが、今回この本を読んで、これほど露骨な
外為活動をしているのかと驚きました。
「チェチェン」、どこか
くりっく365中央アジアぐらいの、ロシアの衛星国家ぐらいの認識しかありませんでした。
しかし、そこでは、文明国で行われていることとは思えないような悲劇が繰り返されているようです。
人口の4分の1の、25万人が
ワラント紛争で減少した国。
それは、今ここにある世界の一場面なのです。
私たちは、ウォール街だけでなく、
不動産投資少数民族の声にも耳を傾ける必要性を感じます。
ちなみに、秘密警察の暗殺疑惑で有名になった、「アレクサンドル・リトビネンコ」のインタビューも巻末に載っており、これも興味を引きます。
著者は、自分と同県の出身である事に驚きましたが、命の無事を祈りながら、今後の活躍を応援していきたいと思います。
本ヲヨム(投資関係本含ム) | comments(0) | trackbacks(0)
2008.11.02 Sunday 11:09
経済対策の給付金は本当に必要なのか?
Posted by モンド スミオ
JUGEMテーマ:ニュース
定額減税が給付金方式となり、規模は2兆円との事。
現金で配るか、クーポン券で配るかは決まってはいないみたいですが。
では、この2兆円とはいったいどの程度のものなんでしょう。
20年度の政府当初歳出予算から気になる政策と比べてみます
【歳出予算】・・・総額約83兆円
社会保障(年金)・・・約7兆4千億
(介護)・・・約1兆9千億
公共事業 ・・・・約6兆7千億
防衛 ・・・・約4兆8千億
エネルギー対策・・・約8千7百億
食料安定供給 ・・・約8千6百億
中小企業対策 ・・・約1千8百億
歳入予算で、2兆円に近いものは
揮発油税・・・約2兆
相続税 ・・・約1兆5千
酒税 ・・・・約1兆5千
大体こんな感じでしょうか。
歳出で言うと、介護とトントンの金額、エネルギー対策や中小企業対策よりはるかに大きい金額が使用されるということです。
歳入で言うと、相続税や、酒税分相当額がまるまる使われるような金額ということですね。
こう考えてみると、思ったより、大きい金額です。
ちなみに重点政策で比べてみると、ますます「ガックリ」きます
レアメタル開発・・・10億
新現役チャレンジ支援・・・21億
医師確保・・・161億
母子保健医療対策・・・48億
企業の地球温暖化防止・・・31億
こうしてみると、みんなに現金を配るより、医師確保や中小企業対策、就職チャレンジ支援などに使ってもらいたい気がします。
一気に、エネルギー関係と中小企業関係に重点投資するのも、今後の日本の産業のあり方を考えるとありかとも思います。
また、みんなに一律配るより、どの事業に使いたいかをアンケートでもとって、それに応じて分けてみるのもよいかもしれません。
まあ、事務作業から考えてそれは無理ですが、国民全員が「税金」の使い道をより考えるという意味では面白いかと思います。
まあ、こうやってみるとやっぱり理念無き「バラマキ」にしか見えません。
もう少し、国民に媚びるだけではなく、国としての長期ビジョンを示して対策を示して欲しいですね。
(出典は、財務省HPの「日本の財政を考える」というパンフレットです)
「強欲資本主義 ウォール街の自爆」を読む
Posted by モンド スミオ
強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書 663)
この商品の他のレビューをみる≫
評価:
神谷 秀樹
文藝春秋
¥ 746
(2008-10-17)
JUGEMテーマ:読書
時事物の一冊かと思い、一度は素通りしたこの本。
著者の略歴、ゴールドマンサックスから自分の会社を立ち上げた事に惹かれて読んでみました。
なかなか面白かったですね。
ウォール街で仕事をし、拝金主義に嫌気が差して自分の会社を立ち上げた著者。
日本企業のカリスマ的指導者的な考え方、倫理観を持ち和を重んじ、消費者の為の商品を作るということが、企業の基本であり、日本はウォール街の真似をする必要は無いとします。
自分がウォール街で体験し感じたことに関する文章は読ませますし、著者自身ちょっと日本びいきかといっていますが、その体験から出たことですので説得力はあります。
最後の方の文化論・倫理的なことに関する文章は、あまり深いことは感じません。
が、そこはそれ専門の著書にまかせて、あくまで金融の世界の経験からと捉えて読むと良いと思います。
これから進むべき世界は、収縮均衡点を見つけて、身の丈にあった生活を求めること。
そういう提案は、確かにそうだと思いますが、はたしてみんなに受け入れてもらうことが出来るか。
耳の痛い話かもしれませんが、日本国民も今までみたいに「あれもこれも」して欲しい・したいと考えるのは難しいと思うべきでしょう。
著者の経験に基づく、経営する会社の基本方針などが感じられて良かったですね。
他の著作も読んでみようかなと思いました。
はたして、自分のボスもこれだけの信念を持ってやってもらっているのか・・・。
定額減税・給付金と過去のトラウマ
Posted by モンド スミオ
It drew strength from the not-so-young people who braved the bitter cold and scorching heat to knock on doors of perfect strangers, and from the millions of Americans who volunteered and organized and proved that more than two centuries later a government of the people, by the people, and for the people has not perished from the Earth.
This is your victory.
これは、あなたたちの勝利だ。
And I know you didn’t do this just to win an election. And I know you didn’t do it for me.
そして、あなたたちがこの選挙に勝つためだけに行動したのではないことを私は知っている。私のために行動したのでないことも。
You did it because you understand the enormity of the task that lies ahead. For even as we celebrate tonight, we know the challenges that tomorrow will bring are the greatest of our lifetime-two wars, a planet in peril, the worst financial crisis in a century.
あなたたちは、これから待ち受けている膨大な課題を理解しているから行動したのだ。今夜は祝うにしても、明日から向き合う難題は我々の時代で最大級だ。(イラクとアフガニスタンの)二つの戦争、危機に直面した地球、今世紀最悪の金融危機……。
「高橋泥舟」、海舟、鉄舟に比べると圧倒的にネームヴァリューは劣ります。
最後まで淡々と「徳川家」に、自分の技量を持って忠義を尽くし、その後は明治政府に出資することも無くひっそり市井の人物として生涯を全うした人物です。
「長州系」の人物のように若く派手ではないので女の子受けはしないと思いますが、なかなか渋く、カッコイイ生き方ですね。
で、泥舟を含め「幕末の三舟」について書かれているのがこの本。
著者の松本健一さんは、幕末の人物についても他にも本を書かれているわけですが、この本にもそれほど一般的には有名ではないけれども、キラリと光る人物が出てきます。
「泥舟」のエピソードをはじめ、他の歴史の人物を知れば知るほど、世界は無名の人を含め色々な人の作用の基に成り立っている事を知り、感慨深いものがありますね。
本を読み、思いを馳せる。
まさしく自分の好きな漢詩の一節
「一穂の青燈万古の心」
です。
本ヲヨム(投資関係本含ム) | comments(0) | trackbacks(0)
2008.11.13 Thursday 22:52
定額給付金についての意見
Posted by モンド スミオ
JUGEMテーマ:ニュース
自分の記事に対する意見、大変有難うございます。
定額給付に対しては人それぞれ意見がありますから、賛成の人は賛成でOKだと思います。
ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記 (アスキー新書 71) (アスキー新書 71)
この商品の他のレビューをみる≫
評価:
常岡 浩介
アスキー・メディアワークス
¥ 780
(2008-07-10)
JUGEMテーマ:読書
最初に、この本は作者が書いているように、文章が上手なわけでもなく、チェチェン側の視点に偏っているなどの欠点はあります。
しかし、ゲリラに従軍し、ロシアのFSB(秘密警察)との相対した著者の体験は迫力充分で、引き込まれるものがあります。
ペレストロイカ以降、ロシアは混乱の時期にあったでしょう。
それを、対外的には資源外交を、体内的には秘密警察を使い、纏め上げている感のある、プーチン。
確かに、著者が言うように、混沌を沈めるために必要な手段だったのかもしれません。
しかし、この本を読む限り、秘密警察の非合法活動を排除するためには、また一大改革が必要とされるでしょう。
国をまとめる手段としての「秘密警察」が、国そのものの中枢となっているとは皮肉なものです。
I was never the likeliest candidate for this office. We didn’t start with much money or many endorsements. Our campaign was not hatched in the halls of Washington. It began in the backyards of Des Moines and the living rooms of Concord and the front porches of Charleston. It was built by working men and women who dug into what little savings they had to give $5 and $10 and $20 to the cause.
私は大統領の最有力候補であったことがなかった。十分な資金や多くの推薦と共に始めたわけではない。最初は資金も支持者も少なかった。我々の選挙戦はワシントンの大会場ではなく、デモインの裏庭やコンコードの居間、チャールストンの玄関先で始まった。少ない貯金の中から5ドル、10ドル、20ドルを出してくれた、働く人々のおかげだ。